深沢 七郎 笛吹川を読む。舞台は戦国時代の甲斐。 「お屋形様」(武田家)との関わりで勝頼が死ぬまでの農民一家の物語。 深沢 七郎さんは初めてだったがとてつもなくいい小説だった。 久々にどっぷりはまって読み終えた。 いくさや洪水、お屋形様の関係でどうしようも無いことが気軽に起こり、 登場する人々が簡単に死んでいく。 そのわりにどこか客観的で傍観者のようなタッチで進んでいく。 自分達が生きている現代では、こういうどうしようも無いことが少ない。 いや、自分の周りには起こらないと思ってるからだろう。 しかし地震など、自分達に起こりうることがあるとわかっているからこそ、 異様な迫力があった。 深沢さんの作品を他にも読んでみたくなった。 では!
by fbmitu
| 2012-04-10 19:14
| 日記
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