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グーグル革命の衝撃
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昨日の夜に本を整理してたら出てきた本。
一時期はGoogleだYahooだの騒がれていたが、
最近はめっきりFacebookやAppleで持ちきりですな。

「グーグル革命の衝撃」というタイトル自体がもうすでに時代遅れの臭いがプンプンするが
調べてみると発売年は2007年。うーん。たった4年ほど前でこれほど言葉に力がなくなるのか。


ヨシダもどっぷりとGoogleユーザーであり、何かわからないことがあれば
ウィキペディアかGoogleに最近はすぐに頼ってしまう。
この本にはインターネットの情報革命というものがどういう方向性にむかっているのか、
と、いうことがよくわかる。


グーグルのビジネスモデルはは世界中の個人検索を把握し、
それぞれの個人にあった広告を検索結果に連動し、広告を表示させ収入を得るというものである。


検索結果に出てくるか否か、またその順位によって、私たちの情報環境が大きな影響を受ける。それをグーグルという一企業に委ねていることを本書では触れている。


特に気になった点は
簡単に検索し、情報を得ることにより、人々の知力は逆に衰えているのではないかということ。

例えば携帯やインターネットが無ければ知りたいと思ったことがあれば
人に会って聞いたり、図書館に行ったり、現地に行って見たりするといった一連のプロセスが必要だった。
そのプロセスの中に様々な寄り道が生じて、知識に厚みが出たりする。
ラコタにとっての物づくりもそんな感じです。

わかりやすく言うとロールプレイングゲームで攻略本や攻略サイトがあり、
クリアに必要なことしかピンポイントで実行せずクリアするのと、
何も無しで悪戦苦闘しながらも深みのあるゲームを楽しむかという感じ(ちょっと違うな・・)

ともかくインターネットによる検索はピンポイントで知りたい情報が手に入ってしまう。
知りたいことがすぐに入手出来るということによる弊害で
合理的な分、たいして興味も無いことも軽い気持ちで調べたり
知りたいことしか知らない人間が増え、薄っぺらい人間ばかりになるのでは無いかということが
本書では触れられている。

良書です。


という事は軽く考えれば誰でもわかるのだけど困ったことに便利だからどうしても
みんなググってしまう(←懐かしい言葉!!)

ヨシダもしょっちゅうラコタと検索してはラコタがどれくらい浸透したか
調べてます。

というかだらだら書いたら駄文でよくわからない文章になったが
もったいないのでこのまま載せます。


さて、今日はYoutubeのネットサーフィンしよっかなー。




では!
by fbmitu | 2011-11-03 18:40 |
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